みんなコンチッチー!
最近はもっぱらハーバリウムの先生をやっている、フラワーデザイナーのsasayaka(@sasayakablog)だよ。
今日はお花の中でも特に人気の高いバラの話題だよ~!
それじゃあ今日もスタート!
目次
ハーバリウムにバラをそのまま使うのは危険!
ハーバリウムを作りたいと思ってる人の中には「作品の中にバラを入れてみたい!」って考えてる人もいると思うんだ。
実際通販でもバラ入りのハーバリウムはよく見かけるし、それじゃあさっそくバラを買って作ってみよう!
……って思うよね。でもちょっと待って!
買ったバラをそのままハーバリウムに使うと、大きな問題が起きる可能性があるよ。
バラはハーバリウムオイルに入れると色落ちしやすい
バラはハーバリウムオイルとの相性があまり良くなくて、オイルの中に入れてしばらくすると元の色が抜けていってくすんだ色になってしまうことがあるんだ。
たとえば真っ赤なバラを入れたとしても、作った最初はキレイだけど何ヶ月か経っていくうちにどんどん茶色っぽくなってしまったりするよ。
これは特にプリザーブドフラワーをハーバリウムに入れる時に多くて、バラに限らず他のお花でも同じような現象が起きちゃうことも……。
(※特に濃い鮮やかな色のプリザーブドフラワーで起きやすい現象だと思います)
ハーバリウムのワークショップで用意されているバラは色落ちしないように対策が取られているので、もし用意されていたら使っても大丈夫なハズ!
(心配ならワークショップの講師に聞いてみよう)
色落ちするとこんな風にオイルが変色してしまうことも……
これはバラではないけれど、お花が色落ちしてオイルに色が移ってしまった状態の写真だよ。
これはこれでまた味がある気もするけど、せっかくハーバリウムを作るなら長く綺麗に楽しんでいきたいよね!
どうしてもバラを使いたいときは市販されている『コーティング液』を塗ろう!
「それでもどうしてもバラを使いたい!」というあなたへ!
わかる!その気持ち!
実はバラを色落ちさせない方法はあるんだ。
それは市販されているプリザーブドフラワー用コーティング液をバラに塗ること!
合同会社花科学が売っているこの液体、付属の器具で塗ったり吹きかけたりするとプリザーブドフラワーの外側がコーティングされて色落ちを防ぐことができるんだ。
使い方は販売元の花科学合同会社が出してる↓の動画を見てみてね!
この動画ではバラだけしか説明していないけれど、バラ以外のプリザーブドフラワーにも使えるからこれからプリザーブドフラワーを中心にハーバリウムを作っていきたい人にはおすすめ!
バラを手に入れる方法
そしてハーバリウムにバラを使うための手段は主に2つ!
①お花屋さんで生のバラを買って自分でドライフラワーにする
②既製品のプリザーブドフラワーのバラを買う
順番にさくっと説明していくね。
①お花屋さんで生のバラを買って自分でドライフラワーにする
これはお花屋さんでバラ(ハーバリウムに入る程度の小さなバラがオススメだよ!)を買って自宅の部屋で逆さまにして吊して乾燥させる。これだけ!
この写真はバラじゃなくてかすみ草だけど、どんなお花でも吊るし方は同じだよ~。
②既製品のプリザーブドフラワーのバラを買う
こちらはさらに簡単! 通販でプリザーブドフラワーのバラをポチるだけ!
バラは特にたくさんの色があるから選ぶのも迷っちゃうかもしれないね。
「ドライフラワーとプリザーブドフラワーのバラ、どっちを選べばいいの?」
当然初めてじゃどっちがいいかわからないよね!
だから簡単にドライフラワーとプリザーブドフラワーの長所と短所を書いていくよ
ドライフラワーのバラについて
・長所
自分で作るから値段が比較的安い
より自然に近い色の材料が手に入る
・短所
そこまでたくさんの色の種類はない
乾燥させると買った時の色とはまた変わってくる
乾燥しているので本来の生きているバラよりは少ししなびた印象になる
プリザーブドフラワーのバラについて
・長所
生きているバラと変わらない見た目
たくさんの色の種類から選べる
・短所
値段が高い
どちらも一長一短だから自分の好みに合わせて選んでね!
ハーバリウムにバラを使いたい時のまとめ
ポイント1:できれば買ったバラをそのまま使わない
ポイント2:プリザーブドフラワー用コーティング液を買ってバラに塗る!
ポイント3:ドライフラワーとプリザーブドフラワーは一長一短なので好みで選ぼう
みんなも色落ちに注意して綺麗なハーバリウムを作っていこう!
それでは、sasayakaでした☆